fish-shellの続報とgitのバージョンアップ

fgit

先日fishシェルがとても素晴らしかったので、お伝えします。という記事を書きましたがその続報と関連情報のお知らせです。まず、このfishシェルを知るきっかけともなった、こもりさんがブログで私の記事よりも詳しい内容を書いてくださってます。御覧ください。

で、ですね。別件なのですが、Gitに脆弱性が発表されたということで、バージョンアップをしないといけない状況が諸々来ています。

丁度、今の自分のシェルで使うGitのバージョンなんだっけ?としらべたら。

[code lang=text]
git –version
git version 1.9.3 (Apple Git-50)

[/code]

ちょ!!! あれ。。なぜかmacにもともと入ってるgitを使う形になってますね。Homebrewで入れたGitを最新版に近い形で利用していたはずなのですが。。。

どうやら、fishシェルに乗り換えた際に、PATHの設定の優先順位が想定と異なってしまったようなのです。当然bashシェルに戻すとHomebrewのを使っていました。さて困りましたね。なんとか、PATHの優先順位などを変更するのかPATHを通し直すのかして、HomebrewのGitを利用したいわけです。

もろもろググりましたが、

のようにbash用の設定の変更方法はあるのですが、fish用のがありません。。。こまったー。。と思ってたらありました!!書いてありました!!前述の

ですね。

BashからFishに移行して何気に躓くのは、環境変数とかの書き方が違うというところでしょうか。何か動かすためにパスを追加したいのに、どうやって追加したらいいかがわからないという(exportとかないので)。変数は設定ファイルである「~/.config/fish/config.fish」に追加します。

set RBENV_ROOT $HOME/.rbenv
set -g -x PATH /usr/local/bin /usr/local/sbin $PATH
alias nano “nano -w”

恐ろしいほどドンピシャですね。ということで .config/fish/config.fish

[code lang=text]
set -g -x PATH /usr/local/bin /usr/local/sbin $PATH
[/code]

を追記すると、Homebrewのgitが利用できるようになりました。あとのアップデートはいつものとおりですね。

[code lang=text]
brew update
[/code]

このあたりは、

のなかでおまけとして提供されている brew.sh でアップデートしています。とても便利なのでお勧めです。

結果としては

[code lang=text]
┌megane9988@megane9988-mac ~
└> git –version
git version 2.2.1
[/code]

ということで無事にアップデートできました。諸々この流れでSourceTreeをアップデートしたり、ConoHaで利用しているサーバのgitをアップデートしたりしました。

情報を共有いただける先人の皆様に感謝いたします。いつもありがとうございます。めでたしめでたし。