WordCamp Tokyo 2014 を終えて 〜感想〜 #wctokyo

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WordCamp Tokyo 2014 を終えて

どもメガネです。2014年10月11日(土)に大田区産業プラザPiOで WordCamp Tokyo 2014 が開催されました。私もスタッフとして参加しました。「ブログを書くまでが Camp 」ということで、私も感想書こうと思います。内容が運営についての感想となっており、一般の方には分かり難い内容となっていることをご容赦ください。

全体を通しての感想

当日イベント中に大きな事故やトラブルなく無事に終えられこと、そして、twitter や Facebook、ブログなどで書いて頂いている感想を読む限り、概ね良い反応であること。懇親会中のスタッフの表情が私含めみんなよかったことなどから、今年も開催出来て本当に良かったなと感じています。とても良かったですね。

委員長の決定について

前年、ご縁をいただき同イベントの実行委員長をさせていただきました。WordCamp Tokyo 2013 の終えた後には次回(2014)の委員長は誰にお願いするのがよいかということをぼんやり考えてました。委員長の条件のようなものがあるとしたら、どんなものでしょう。WordPressコミュニティーに関わりがあり、Camp でのスタッフ経験もあって、東京近辺に住んでいて、多くの運営スタッフをまとめられて、みんなが納得でき、普段の仕事の時間をイベント運営のためにさける。いう風に条件を増やしていくと、ターゲットになる人はそれほど多くはありませんでした。そして、そんな条件に当てはまる人で私がお願いできそうな人はみんな同世代か、年上の人達でした(私は今年36歳になります)。なんとなく打診はしていましたが、そしてそういった人たちはたいてい忙しく、また実行委員長の仕事について多くの時間と労力を使うことを知っているので、気軽に Yes とは言い難い状態ということも感じていました。

WordCamp Tokyo 2013 のキャッチコピーは「舞台に立とう」でした。これは私自身 WordPress に出会い、 WordCamp に参加したお陰で人生が開けて、いまもこうしてフリーランスとして仕事がいただけている状況があるので、そういった体験を参加者に感じてもらえればと思ってつけました。

この観点からは、私含めすでにそのような体験をしている人たちよりも、新しい世代のこれからそういう体験をしていく人たちが委員長をしたりするのもいいなと考えていました。そこで、なんとなくですが、WordBench の懇親会などで「もしやろうと思うなら、2014年の委員長をやってみてもいいとおもうよ」と伝えていました。

そんなこんながありまして、2013年12月の WordBench Tokyo の際に、新しい世代から「実行委員長をやりたい」という希望をもらいました。「やりたい人がやるのが一番いい。」とその場にいた私世代の人たちの意見もあり、今回の実行委員長が決まりました。後のCamp運営スタッフの班分けにおいても、全てのグループの班長が新しい人になり、これまでの人がサポートにまわるというような体制になったことで、とても良いことだなと感じました。

GPLやWordPressの歴史を学ぶキッカケに

新しい世代の人たちが多いということで、2014年になってからは、GPL や WordPress の歴史を学ぶといった WordPress に携わる上で知っておいたほうがよい内容についての勉強会などが行われました。この内容について、イベント直前のスタッフ全体ミーティングにおいても触れたのはとても良いことだと思いました。また Camp がキッカケでこういうことを学ぶ機会ができるというのも良いなと感じました。また、イベント運営についても慣れたり、普段から WordPress に取り組むということで、WordBench Tokyo が委員長などを主体に毎月開催されたことも良かったと思います。

人に任せることの難しさ

おそらくどの班にもあったと思いますが、経験不足から勝手がわからない班長とスタッフ、そしてどのように伝えればでしゃばり過ぎず、ノウハウを伝えられるかを考えるサポートメンバーのどちらにも不慣れな点が多く、結局多くのスケジュールは後ろ倒しになってしまい、なかなか必要な情報が事前に十分に公開出来ない状態になってしまったのは反省点だった感じています。いくら若い世代に任せるからと言っても、その任せる角度が急すぎたことも反省点と感じています。

それでも新しい人たちに任せてよかった

最後1、2ヶ月ぐらいでしょうか。Camp を成功させるために、多くの準備作業が急ピッチで進み混ました。遅くまでハングアウトで議論が行われ、Facebookグループやメッセージの通知は鳴り続けました。そして多くの残タスクが完了していきました。結果、無事に Camp を終えることが出来ました。終わったら終ったで、通知がグッと減り、これはこれで寂しいという感想が出るぐらいです w 。

当日の懇親会において、「もっとうまく出来るはずだから、来年はもっと頑張りたい」といった声がほうぼうから聞こえたのはとても嬉しかったです。もし、今年も例えば私が委員長をやって、昨年と同様の班長でやれば少なくとも今回よりはスケジュールに余裕がでて、スムーズだったかもしれません。しかしその経験は同じ範囲であり、広がりがなくなってしまいます。今回、委員長含め、各班班長をやり遂げたという経験を、多くの新しい人達にしてもらえたことが何よりも価値があったと思います。そしてその経験はきっと私が当時感じたことに近かったり、もしかするとそれよりも大きなことで、これが今後花開くととてもいいなと期待しています。

WordPress を使う側と作る側 今後のCampはどこに向くべきか

WordPress の人気と一般への浸透具合により、WordCamp Tokyo には本当に様々な方が参加いただけます。私が当日アンカンファレンスに参加した際に実際に、相談を受けた方は、「丁度 WordPress を触ってみたいと思い、良い機会なので、まずWordCamp に参加してみた」という方でした。そういった超初心者の方から、プラグインの開発はもちろん、コアの改善も行ってるような開発者まで幅が広いです。また、東京という土地柄、地方の方も多く来られます。当然それぞれ Camp に期待する内容が異なります。どれかを重視すれば、どれかには物足りない、もしくはついていけない内容になってしまうでしょう。それぐらい多様な方が1000人以上来られるイベントに WordCamp Tokyo は成長しました。そんな WordCamp を来年はどういった組み立てで作るのか。この辺りは、来年の Camp を考える上でまず初めに考えるべき内容だと感じています。

丁度今年のキャッチコピーは「これからのWordPressの話をしよう」でした。Camp のこれからについても多いに話し合いがされるといいなと思います。

最後に

本当に Camp が無事に終えられてよかったと思います。私としては大成功だったと感じています。委員長そしてスタッフのみなさんお疲れ様でした。スポンサーの皆様ご協力ありがとうございました。そして来場頂きました皆様本当にありがとうございました。

冒頭で触れたとおり、「ブログを書くまでが Camp 」です(だいぶ遅くなってしまいましたが。。)。短い文章でも twitter(ハッシュは#wctokyo)でも Facebookでも構いません。みなさんの感想が読めることはとても楽しみです。ぜひぜひ、よかったら書いてみてください。

では!